不動産用語集
公道(こうどう)
国、都道府県、市町村が管理し、公共の用に供されている道路のこと。これに対して個人または団体などが管理し、私的に所有・利用されている道路を私道という。
道路法に定められた道路(高速自動車国道、国道、都道府県道、市町村道)の他、農道、林道、自転車道、自然歩道なども広義における公道に含まれる。また、公道では道路交通法が適用される。
建築基準法では、住宅などの建設に「接道義務」が課され、その建設敷地が「道路に2m以上」接していなければならないなどの規定がある。
その関係から、建築基準法においては、位置指定道路や2項道路といった私道も「道路」と扱われる場合があり、このような道路についても公道と呼ばれることがあるため、注意が必要である。