不動産用語集

不動産取引において宅地建物取引業者が行なう物件の査定方法の1つ。
物件の現状を直接確認せず、査定価格を算出する方法である。その際に参考になるデータは、周辺の売り出し事例や公示価格、各取引業者の持つ成約取引事例などである。
机上査定とも呼ばれる。

査定にかかる時間は非常に短く、早ければ数時間である程度の査定金額が判明する。その際に必要な情報は、物件種別(マンション・戸建てなど)や所在地、面積、築年数、売却時期などである。また、メールや電話での査定依頼を行えるため複数の取引業者に同時に査定を依頼することも可能。

査定が容易である反面、物件の状態や間取り、細かな立地条件など個々の条件を加味しないため、実際の取引価格との差が生じることも多くみられる。

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