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不動産用語集

縁側(えんがわ)

和風建築独特の建物主要部外側に設けられた板張りの通路・空間のこと。「縁」は「へり・ふち」を意味し、建物の縁を彩る空間デザインの一種である。洋風建築での似通った物にベランダやポーチなどがある。

壁で外部との隔絶がされていない縁側は、庭などの外部から直接出入りすることができ、玄関などの通常の出入り口とは異なる建物の内と外の緩衝的な境界として存在する。

なお、縁側には「くれ縁」と「濡れ縁」の二つのタイプがある。「くれ縁」とは建物内部に造られた縁側であり、雨戸やガラス戸などを使って外部と仕切ることで室内の一部としての役割も持つ。対して「濡れ縁」は、そうした外部との仕切りが無く建物の外側軒下に造られ、一般的に雨ざらしとなっている。

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